【ココナラ編】AIを使っているのに収益が出ない。出品して気付いた5つの原因

ノートパソコンの前でAIを使った収益化の進め方を考えるWeb制作者 AI活用

ChatGPTを使って、ココナラのサービス内容、よくある質問、購入者との回答例まで準備しました。サムネイルも作り、公開まで進めることができました。

「出来ました! これで少しずつ見てもらえるかもしれない」。そう思ったのですが、現実はそれほど簡単ではありません。現在出品している「HTML・CSSでWebサイトの不具合を修正します」は、まだ初受注に至っていません。

AIを使えば出品作業は速くなります。しかし、AIがサービスを作ってくれることと、お客様が購入してくれることは別でした。

この記事では、Web制作歴15年以上の私がココナラへ実際に出品し、結果が出ていない現状から気付いた原因と、これから試す改善策を正直に整理します。

ノートパソコンの前でAIを使った収益化の進め方を考えるWeb制作者
ココナラへ出品したサービスの改善点を考えるイメージ。Photo: Sanni Sahil / Unsplash

出品したサービスの内容

今回出品したのは、HTML・CSSを中心としたWebサイト修正サービスです。WordPressの調整、スマートフォンの表示崩れ、文章や画像の差し替え、簡単なJavaScript・jQueryの修正などに対応する内容にしました。

Web制作歴15年以上という経験を強みにし、購入前に見積り相談を受ける形で公開しています。サービス内容、購入時のお願い、料金、オプション、よくある質問、回答例まで入力しました。

出品ページとして必要な項目はかなり埋められたと思います。自分で見ても、「悪くない。いい感じです!」と思える内容でした。それでも、公開しただけでは購入につながりませんでした。

今回の前提

この記事は「この方法なら必ず売れる」という成功談ではありません。まだ販売実績がない状態から、どこを改善するべきか考えた途中経過です。数字が動いたら、結果も追記していきます。

原因1:サービスの対応範囲が広過ぎる

現在のサービスでは、表示崩れ、文章・画像の変更、レスポンシブ対応、コーディング、WordPress、JavaScriptなど、さまざまな作業に対応できることを伝えています。

出品者としては「いろいろ出来ます」と伝えた方が、相談の入口が増えるように感じます。しかし購入者から見ると、自分の悩みに本当に合うサービスなのか判断しにくい可能性があります。

たとえば「WordPressのスマホ表示が崩れた人」と「デザイン画像をHTMLへコーディングしたい人」では、探しているサービスも予算も違います。一つのページですべてを受け止めようとすると、検索意図がぼやけてしまいます。

この辺りが注意!

「何でも対応できます」は出品者側の強みですが、購入者には「自分向けだ」と伝わりにくいことがあります。まずは「WordPressの表示崩れ修正」「スマホ表示の調整」など、悩みごとにサービスを分けて検証した方がよさそうです。

原因2:制作歴が長くても、ココナラ内の実績はゼロから始まる

私はWeb制作を15年以上続けています。しかし、ココナラで初めて見る購入者にとっては、制作歴だけで安心できるとは限りません。

ココナラでは販売実績や評価が分かりやすく表示されます。実績のある出品者が並ぶ中で、販売実績がないサービスを選んでもらうには、経験年数以外の安心材料も必要です。

プロフィールへ制作事例を載せる、対応範囲を明確にする、作業前後の確認方法を書く、納品までの流れを見せる。実績が少ない時期ほど、購入後の不安を先回りして減らす情報が重要だと感じました。

原因3:サムネイルが「何を直せるか」まで伝えていない

サムネイルは用意しましたが、見た目を整えるだけでは十分ではないかもしれません。検索一覧では、購入者が短い時間で複数のサービスを比較します。

「HTML・CSS修正」という言葉だけでなく、崩れたスマートフォン画面の修正前後や、「横スクロール」「画像のはみ出し」「余白調整」など、具体的な悩みが一目で分かる方がクリックする理由になります。

今後は、実案件の情報を出さない形で、再現用のサンプルページを作り、BEFORE/AFTER画像として見せる方法を試したいと思います。

この辺りが注意!

目立つデザインだけを目指すのではなく、「誰の、どんな不具合を直すサービスか」が小さな表示でも読めるか確認します。文字を詰め込み過ぎると、逆に伝わりにくくなります。

原因4:公開後、待っているだけになっている

サービスを公開すると、あとは検索から見つけてもらうのを待ちたくなります。しかし、販売実績がない段階では、待つだけで最初の一件を得るのは簡単ではありません。

ココナラには、購入者が募集している仕事を探して応募できる「ココナラ募集」もあります。自分の経験が合う募集へ丁寧に提案し、まず相談や実績につなげる動きも必要です。

また、ブログやSNSから出品ページへ案内する、プロフィールの実績を増やす、ログインや返信をこまめに行うなど、公開後にも出来ることがあります。

原因5:感覚だけで「売れない」と判断している

「アクセスが少ない気がする」「なかなか売れない」と感じても、閲覧されていないのか、閲覧はされているけれどお気に入りや相談につながらないのかで、直す場所は変わります。

ココナラのサービス分析では、閲覧数、販売数、お気に入り数、販売額を確認できます。さらに、サービス画像を変更した日などをメモとして残せるため、変更前後の数字を比べられます。

数字から考える改善方法

閲覧数が少ない → タイトル、キーワード、カテゴリ、外部からの案内を見直す
閲覧はあるがお気に入りが少ない → サムネイル、価格、サービスの分かりやすさを見直す
お気に入りはあるが相談がない → 実績、対応範囲、購入後の流れ、不安材料を見直す
相談はあるが購入されない → 見積り内容、返信、価格と提供範囲を見直す

まず現状の数字を記録してから一か所だけ変更し、一定期間後にもう一度確認します。一度に全部変えると、何が良かったのか分からなくなる点にも注意したいです。

AIを使う場所も見直す

今回、AIは出品作業をかなり助けてくれました。サービス説明文の整理、よくある質問、回答例、サムネイル案など、ゼロから考える負担は小さくなりました。

ただし、AIへ「売れるページを作って」と頼むだけでは、私のサービスが選ばれる理由までは完成しません。実際の経験、得意な修正、購入者が不安に感じる点、競合との違いは、自分の状況を見ながら具体化する必要があります。

これからAIには、サービス分析の記録整理、競合タイトルの傾向分析、サムネイル案の比較、説明文の改善案などを任せます。そのうえで、最終的にどの悩みへ絞るかは自分で判断します。

まず試す改善を3つに絞る

あれもこれも変えると、効果を判断できません。まずは次の3つを順番に試します。

次に試すこと

① サービス分析で現在の閲覧数・お気に入り数を記録する
② 「WordPress・スマホ表示の不具合修正」など、対象の悩みを絞った見せ方を検討する
③ サムネイルに具体的な修正例やBEFORE/AFTERを加える

変更した日と内容を記録し、一定期間ごとに数字を確認します。結果が出なければ、価格だけをすぐ下げるのではなく、そもそも表示されているか、内容が伝わっているかという順番で見直します。

まとめ:AIで出品できても、売れる状態は別に作る必要がある

AIのおかげで、出品ページを形にするところまでは進められました。出来ました! しかし、出品はゴールではなく、購入者の反応を確認するためのスタートでした。

今の課題は、AIをうまく使えていないことよりも、サービスの対象が広く、公開後の分析と改善がまだ少ないことだと考えています。

初受注がまだでも、閲覧数を確認し、仮説を立て、一つずつ直せば、その過程自体が次の知識になります。結果が出た部分も、失敗した部分も、このブログで引き続き記録していきます。

このブログについて

「Web制作者のAI実験室」では、Web制作歴15年以上の私が、AIを使ってブログ、個人開発、ココナラなどの収益化へ挑戦する過程を記録しています。「売れました!」という結果だけでなく、売れない時期に何を考え、何を直したかも正直に残していきます。

※サービスの表示内容や分析機能は変更される可能性があります。最新の操作方法は「ココナラ公式ヘルプ:サービス分析機能について」をご確認ください。

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